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ペット同乗可能なレンタカーで快適な移動が可能に!大型犬がO.Kなサービスも

必要な時だけ使え、目的地で乗り捨て可能なサービスも展開していたりと、とても便利なレンタカー。旅先での移動手段として重宝するのは言うまでもありません。ペットと一緒に旅行へ行く際にも、レンタカーを利用できれば便利だと思われている方も多いかと存じます。
実は、事前予約をすればペット同乗可のレンタカーが多いというのをあまり知られておりません。
今回は大手レンタカー会社でペット同乗可能なサービスを提供してる会社をご紹介する他、ペット同乗のルールなどを紹介いたします。

ペット同乗可能レンタカーで快適な移動を

冒頭でも申し上げた通りにレンタカーは、「事前予約で各社の規約範囲内でペット同乗可能」なサービスを展開しているレンタカー会社が意外と多いです。

ペットと一緒に電車やバスに乗って移動する事に抵抗があったり、移動中ペットの粗相など万が一のことがあった時が心配というあなたに、他人の目を気にせずプライベートを保った形で移動することができる、レンタカーはペットとの移動がとても快適になるツールとして重宝です。

レンタカー・カーシェアー、タクシーそれぞれの特徴とメリット

旅先でペットと一緒に「車で移動する」手段としては、レンタカーやカーシェアー、タクシーといった方法があります。それぞれの特徴とメリットついて紹介します。

レンタカー・カーシェアー

レンタカー・カーシェアーの特徴(メリット)として、こちらは飼い主自らが車を運転しますので、完全なプライベート空間での移動をお約束します。愛犬・愛猫の状況に合わせて移動、休憩をすることが可能な為、ペットを含めたみなさんへの負担が少ないというのが一番に挙げられます。

Point

カーシェアリングはペット同乗NGのところも・・・

レンタカーよりも短時間で必要な時に利用に可能なカーシェアリング。旅の途中の移動で少しだけ使いたいというニーズにピッタリのサービスなのですが、「タイムズカーシェア」や「オリックスカーシェア」など、一部大手カーシェアではペット同乗が禁止されています。
しかし、「カリテコ」や「Honda EveryGo」ならペット同乗可能です。それぞれの詳細については後程ご説明いたします。

タクシー

タクシーは飼い主が運転することなくペットと同乗し、目的地まで運転手の運転で移動します。

飼い主が運転をしない分、ペットとのコミュニケーションを十分に取れるというメリットがある一方、ペットへの餌やりやトイレ休憩の等の時間を考え、計画的なルート選定が必要になるのと、移動する距離や乗車時間により、レンタカーの利用料金より割高である場合が多いという傾向にあります。

また、第三者たる運転手が車内に居る状況は、完全なプライベート空間ではなくなる為、神経質なペットの場合はストレスを感じる可能性があります。

ペット同乗可能レンタカーの利用条件

ペット同乗可能なレンタカー利用の場合、利用に際して一定の条件があります。こちらでは主な項目をご案内いたします。

ペット同乗可能レンタカーの利用条件
  • 同乗するペットは必ずケージへ
  • ペット用のケージは飼い主が用意
  • 車室内でペットをケージから出す行為は禁止
  • レンタル出来る車種・グレードは限定される
  • ペット同乗同意書の提出
  • ペット同乗の事前予約が必須
  • ペットが車両を汚損等を発生させた場合、飼い主が現状回復費用の責務を負う

上記は、多くのレンタカー会社がペット同乗可能レンタカーの利用条件として提示している基本的な内容となります。

上記以外にも、細かな利用条件がレンタカー会社によって決まっております。こちらの詳細についてはレンタカー会社により異なるため、ホームページか電話で確認が必要です。

無断でペット同乗はNGです!

ペットを申告なしにレンタカーに同乗させるのはNG

レンタカーやカーシェアーの利用に際して、連絡や手続きが面倒だと理由から無断でペットと同乗してしまうという人もいるようです。

万が一そういった事実が発覚した場合、今後そのレンタカー・カーシェアーサービスの利用がNGとなる可能性があります。
ルールを守って利用する事を強く推奨します。

例えば、「小さいペットだし、この程度ならバレないのでは?」と思ってしまいがちなのですが、ペットが乗車した形跡(体毛や臭い)は思った以上に残ります。ですから、他の人が車へ乗り込んだ瞬間に気付かれてしまいます。

この様な事から、無断でペットを同乗させる行為はバレてしまうと思って頂いて間違いありません。
また、レンタカーの返却時では気付かれなく、後の清掃時等に発覚した場合であっても、違約金や賠償を請求される可能性があります。

誰もが心地よく快適にレンタカーやカーシェア-サービスを利用するためにも、無断でのペット同乗はやめましょう。

ペット同乗可能のレンタカー会社

こちらでは、犬や猫が同乗可能なレンタカーを展開している主なレンタカー会社をご紹介致します。

地域によってこのサービスを利用できるレンタカー会社が異なります。また、レンタカー会社ごとに定められているルールが若干異なる為、事前の確認は念入りにしましょう。

※こちらの情報は執筆時の調査に基づいております。条件等が異なっている場合もありますので、必ず公式サイト等から最新の状況をご確認ください。

ニコニコレンタカー
公式サイトへ

同乗可ペット種類 犬・猫
詳細 ・利用店舗で事前に申告が必須
・乗車中は必ずケージへ入れ、直接車両へ触れないようにする
・ケージは自身で用意する
・車内でのペットへの給水餌は不可
・利用後に汚損・残臭が認められ、修理・消臭などが必要な場合は休業補償として、別途20,000円の請求
注意点 一部の店舗ではペット同乗が不可のため、先に利用したい店舗への確認をおすすめします。
トヨタレンタカー
公式サイトへ
同乗可ペット種類 70cm×90cm×75cm以内のケージに入る大きさで、体重10kg以下の犬・猫
詳細 ・ペット同乗可の対象車種クラスは、Wクラス・Vクラス・SUVクラスのみ
・予約時に「ペット同乗」の旨の申告が必須
・ケージは自身で用意する
・ケージはラゲッジスペースに置く
・ケージの下に、トヨタレンタリース指定のレジャーシートを敷く(店舗にて550円/枚で販売)
・同意書に署名する必要あり
・著しい臭気・汚損・破損などにより車両の修理が必要となった場合は、別途請求あり
注意点 ケージは車内の指定位置に乗せます。その際、トヨタレンタリース指定のレジャーシートを購入(550円/枚)し、ケージの下に敷く必要があります。
日産レンタカー
公式サイトへ
同乗可ペット種類 70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさの犬・猫のみ
詳細 ・ペット同乗可の対象車種クラスはP5、PT5、RV、RH、W、WH、V、Cクラスのみ
・予約時に「ペット同乗」の旨の申告が必須
・ケージは自身で用意する
・ケージはラゲッジスペース、もしくは後部の床に置く
・ケージの下に、専用レジャーシートを敷く(店舗にて販売)
・同意書に署名する必要あり
・著しい臭気・汚損・破損等が発生し、車両の清掃・修理等が必要になった場合、別途請求あり
注意点 ケージは車内の指定位置に乗せます。ペット同乗料金として別途550円かかります。
タイムズカーレンタル
公式サイトへ
同乗可ペット種類 70×90×75cm以内のケージに入る大きさの体重10kgまでの犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスターなどの小動物
詳細 ・ペット同乗の際は電話での予約が必須(インターネットでの申込み不可)
・ペットを車内でケージから出すことや、給水餌は不可
・ケージは自身で用意する
・ケージはラゲッジスペースに置く
・車両に損害を与えた場合、別途請求あり
注意点 ケージは車内の指定位置に乗せます。ペット同乗可の対象車種クラスは乗車中のペットの様子を確認できるよう、K-0、C-1、S-4、W-2、W-4のみです。
ニッポンレンタカー
公式サイトへ
同乗可ペット種類 70×90×75cm以内のケージに入るサイズの体重10kg以下の犬、猫(犬猫以外の小動物は要問合せ)
詳細 ・ペット同乗は利用したい営業所にて事前予約が必須(ネット予約の場合は、予約後に出発営業所に電話連絡)
注意点 ペット同乗可の対象車種クラスは、S-Wクラス・ミニバン・ワゴン、及び同型の商用車など同乗スペースを確保できる車種(クラス)に限定されます。
ケージの種類はペットの体が外に出ないものであれば「ソフト」「ハード」どちらでも可能です。ペット同乗料金として550円がかかります。

オリックスレンタカー
公式サイトへ

同乗可ペット種類 70×90×75cm以内のケージに入るサイズの体重10kg以下の犬、猫のみ
詳細 ・ペット同乗の際は電話での事前予約が必須です(インターネットでの申込み不可)
・ケージは自身で用意する
・ケージはラゲッジスペース、もしくは後部の床に置く
・ケージの下に、専用レジャーシートを敷く
・車内でのペットの開放はNG
・同意書に署名する必要あり
・著しい汚損・残臭が認められ修理・消臭等が必要な場合は、別途請求あり
注意点 ペット同乗可の対象車種クラスは同乗スペースを確保できる車種(クラス)に限定されます(S-Wクラス・ミニバン・ワゴン、及び同型の商業車など)。ペット同乗料金として550円がかかります。
カースタレンタカー
公式サイトへ
同乗可ペット種類 70×90×75cm以内のケージに入る大きさの体重10kg程度までの犬、猫のみ
詳細 ・ペット同乗料金として1日550円(上限1100円)かかる
・ケージは自身で用意する
・ケージはラゲッジスペース、もしくは後部の床に置く
・車内でのペットの開放はNG
・同意書に署名する必要あり
・著しい汚損・残臭が認められ修理・消臭等が必要な場合は、別途請求あり
注意点 ペット同乗可の対象車種クラスは営業所へ確認ください。同乗させるペットは、指定の予防注射が乗車期間中に有効である状態であることが条件となっています。
JR駅レンタカー
公式サイトへ
同乗可ペット種類 70×90×75cm以内のケージに入る大きさの体重10kgまでの犬、猫のみ
詳細 ・ペット同乗の際は事前の申告が必須
・ケージに収容し、車内の指定する場所に指定のシートを敷いて同乗する
・ケージは自身で用意する
・ペットを車内でケージから出すことや、給水餌は不可
・同意書に署名する必要あり
・利用後に、通常の清掃・整備以外に車両の清掃・修理などが必要と判断された場合は別途請求あり
注意点 同乗させるペットは、指定の予防注射が乗車期間中に有効である状態であることが条件となっています。
Jネットレンタカー
公式サイトへ
同乗可ペット種類 車載可能なケージに収まる犬、猫のみ
詳細 ・ペット同乗の際は事前予約が必須です(インターネットでの申込み不可)
・北海道地区の店舗ではペット同乗は受け付けていません
・ケージは自身で用意する
・ケージはラゲッジスペース、もしくは後部の床に置く
・車内でのペットの開放はNG
・同意書に署名する必要あり
・利用後、汚損・破損・残臭が甚だしい場合は別途請求あり
注意点 ペットは車載可能なケージに入れ、車内の指定位置に乗せます。車内でケージから出すことはできません。ペット同乗料金として1日1100円(税込)がかかります。
バジェット・レンタカー
公式サイトへ
同乗可ペット種類 70×90×75cm以内のケージに入る大きさの小型犬、中型犬、猫のみ
詳細 ・ケージは自身で用意する
・車内でのペットの開放はNG
・ペットを車内でケージから出すことや、給水餌は不可
・指定された予防接種については、利用期間中に有効であるものに限る
・事前にペット同乗の規則(同意書)の署名が必要
・利用後、著しい臭気・汚損・破損等が発生し、通常の清掃・整備以外に車両の清掃・修理が必要になった場合は別途請求あり
注意点 予め「ペット同乗の規則(同意書)」(PDFファイル)をよく読み、署名をしたうえで利用当日に同意書を提出する必要があります。

ペット同乗可能なカーシェアサービス

ペットと同乗するに際しては、動物アレルギーの人、匂いが気になるといったクレームも発生しているという事実があるということも知っておきましょう。無論、車内をきれいに保つことが前提であるものの、ペットの毛などがそのままになっていることが多く、「タイムズカーシェア」や「オリックスカーシェア」など、一部大手カーシェアサービスではペットとの同乗が禁止になっています。
一方、「カリテコ」や「Honda EveryGo」これらのカーシェアーサービスでは、現状(※執筆時点で)でもペット同乗可能なサービスを展開しております。詳細を下記に纏めましたのでご参考ください。

カリテコ
公式サイトへ
同乗可ペット種類 不明
詳細 カリテコは、利用登録を行った会員同士で車をシェアするサービスです。
ペットを一緒に乗せたい場合は、あらかじめ「小動物同乗届出書」をカリテコ・センターに提出する必要があり、許可を受けたペットのみケージに入れて同乗させることができます。
注意点 ・ケージに入れれば助手席への同乗も可
Honda EveryGo
公式サイトへ
同乗可ペット種類 ケージに入るサイズのペットのみ同乗可
詳細 犬に優しいカーディーラーとして知られるホンダが運営する、カーシェアリングサービスのEveryGoでは、ペットを同乗してのご利用が可能。利用時はペットをケージに入れて、車内に出さないことがルールとなっております。
注意点 車内には清掃用具や消臭スプレーなどが備え付けられていることがあるので、利用後はそれを利用して車内の清掃を行いましょう。

大型犬はレンタルキャンピングカーサービス一択

これまで説明してきた通り、一般的なレンタカーやカーシェアーサービスですと、その特性上どうしても車両のグレードやサイズが普通車タイプに限られてしまいます。

「もっと広々した車両で出来ればケージからも解放してあげられれば良いのに・・・」
そんな要望にお応えできるキャンピングカーでペットの同乗が可能なレンタカーサービスがあります。

ペット同乗可能なキャンピングカーレンタルサービスを展開している「Pet-RV」

この「Pet-RV」という会社で展開しているサービスでは、ペット同乗による追加料金はなく、更にキャンピングカーの中でペットをケージに入れる必要もないという、飼い主とペットにとって良いことづくめで自由に過ごせます。

一般的なレンタカーでは、大型犬と同乗することは難しいですが、Pet-RVでレンタル可能な車両では、総重量が規定値を超えなければ乗車可能です。
ペットと一緒にキャンピングカーでの旅を楽しめ、キャンプ等のアウトドアを満喫するというのもペットとの特別な思い出作りになるでしょう。

⇒Pet-RV公式サイトへ

ペット同乗可能レンタカーを利用の際に便利なグッズ

アイリスオーヤマのペットキャリー

ペットの顔を飼い主がいつでも伺うことが出来る親切設計や、キャリー内側に車の窓やドアを開けた瞬間にペットが飛び出してしまう事を防止するリードが装備されています。

普段からハウスとして利用することによって、旅行先でも同じ環境でペットが安心な場所として提供できます。

⇒アイリスオーヤマ・ペットキャリー公式サイトへ

アイリスオーヤマのリンサークリーナー

電源がない場所でも使用できる充電式の「コードレスリンサークリーナー」。車のシートなど布製品の汚れやシミを水洗いでます。手元の噴射レバーを引いて清水タンクに貯めた水を汚れた部分に吹きかけ、汚れを浮かせて水と一緒に吸引し洗浄します。ハンドツールに搭載した洗浄ブラシでこすることで、落ちにくいしつこい汚れにも対応できます。

⇒アイリスオーヤマ・リンサークリーナー公式サイトへ

ペット同乗可能なレンタカーまとめ

レンタカーにペットと同乗する為には事前に予約が必要です。

ペット同乗可能なレンタカーを利用する際の指定サイズ内のケージを予め用意しましょう。

一部サービスを除き、基本的には車内での給水や餌やり、ケージから出すことはできません。

大切な家族であるペットとのお出かけをずっと楽しめるように、ペット同乗可のレンタカーをサービスを提供している各社のルールを守って快適に利用する事を心がけましょう。